風しんの抗体検査を受けましょう!
平成25年の風しんの流行により、全国では14,300人以上の風しん患者と、30人以上の先天性風しん症候群患者が報告され、平成20年の全数把握調査の開始以降、最大の患者数となりました。
石川県でも、平成25年は例年と比較し、風しん患者数が大幅に増加しました。
風しん患者の流行の中心は20~40代の成人であり、この世代は妊娠を希望する世代でもあります。抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんが先天性風しん症候群(難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害)を起こす可能性があります。
先天性風しん症候群を予防するためには、予防接種などにより十分な抗体を獲得する必要があります。妊娠を希望する女性や、抗体価が低い妊婦の配偶者などは、一度抗体検査を受けてみて、抗体が十分にあるか、予防接種を受ける必要があるか確認しましょう。
検査の対象者
県内に居住する方で以下に該当する者
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者などの同居者
- 風しんの抗体価が低い妊婦の配偶者などの同居者
ただし、過去に風しんに係る抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、当該予防接種を行う必要がないと認められる方は除きます。
(上記は小松市のホームページより引用させていただきました。)
風しんの追加的対策について
2022年3月31日までの間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(対象世代の男性)が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。
上記は石川県のホームページより引用させていただきました。