医院名:小松おなかとおしりのクリニック 広崎医院 住所:〒923-0947 石川県小松市日吉町51 電話番号:0761-22-0393

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査

いびき「画像提供:フクダ電子提供」

*このページはフクダ電子様に許可を取り、フクダ電子のホームページを参考にしています。

http://www.sas-j.org/index.shtml

睡眠時無呼吸症候群(SAS:sleep apnea syndrome)

をご存知でしょうか。

睡眠時に無呼吸(一時的に呼吸が止まる)または低呼吸(呼吸が浅くなる状態)を起こしてしまう病気のことです。

睡眠の質が低下すれば、

日中の眠気や、
記憶力や集中力の低下、
精神不安定、
倦怠感
などにつながります。

睡眠時無呼吸症候群「画像提供:フクダ電子提供」

交通事故「画像提供:フクダ電子提供」

そのことで仕事の効率が低下したり、

大事故を起こしてしまうこともあります。

近年、SASが関連する交通事故や居眠り運転が原因の交通事故がマスコミ等でも多く取り上げられています。
中等度以上のSAS患者さんの場合、交通事故を起こす頻度はSASでない人に比べて7倍も高くなるとの報告があり、とくに重度SAS患者で有意に事故率が高いことが報告されています。

1.Findley,L,J.et al.:Am.Rev.Respir. Dis.,138:337-340,1998.
2.Findley,L,J.et al.:New Engl.J.Med.,320:868-869,1980

また、米国では年間に4~5万人が交通事故で命を落としていますが、そのうち15~20%の割合でSASが関連している事故と推測されています。

睡眠時無呼吸症候群「画像提供:フクダ電子提供」

SASは、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病と密接な関係があり、様々な合併症を引き起こすことが報告されています。

高血圧、心臓の病気、脳血管の病気、糖尿病、インポテンツなどが代表的なものです。

SASは太った人に多い病気と思われがちです。しかし、東アジア系の人間ではやせていてもアゴが小さいなどの顔の特徴から、SASにかかる人が多くみられます。

以下の①〜⑩のような自覚症状や、それをご家族の方からの指摘されることがありましたら、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われます。

睡眠時無呼吸症候群「画像提供:フクダ電子提供」

  1. 周囲の人から、いびきをかいていることを指摘されたことがある。
  2. 夜中に何度も目が覚めトイレに行ってしまう。
  3. 朝に目が覚めると、喉が渇いている
  4. 十分に眠ったはずなのに、朝起きても疲れが取れていない
  5. 日中の眠気がひどい。
  6. お酒を飲む機会が多く、いつもついつい飲みすぎてしまう。
  7. 肥満体型で、おなか周り(おへその高さ)が男性で85cm、女性で90cmを超えている。
  8. 首が太くて姿勢が悪い。
  9. 下あごが小さくて歯ならびが悪い。
  10. アレルギー性鼻炎(鼻づまり)などの鼻の病気や、アデノイド、扁桃肥大など喉の病気がある。

塩見利明ほか、睡眠医療 2017; 11(2); 245-248. より作成 監修:塩見利明(愛知医科大学睡眠科 教授)

以上の10項目中4項目以上当てはまった方は一度ご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方には「簡易検査」をお勧めしております。

睡眠時無呼吸症候群「画像提供:フクダ電子提供」

睡眠時無呼吸症候群「画像提供:フクダ電子提供」

お貸し出しした専用機器を使って、ご自宅で検査を行っていただき、当院でデータを解析いたします。
睡眠時無呼吸症候群の診断、および症状の程度を測定するための検査です。
口と鼻に呼吸センサーを、指に血中酸素濃度を調べるセンサーを取り付けて一晩ご就寝いただき、時間当たりに10秒以上の無呼吸・低呼吸が何回生じるか、また同時に血中酸素濃度の低下が起こっているかどうかを調べます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療

睡眠時無呼吸症候群(SAS)が軽症の場合は、減量や生活習慣だけで症状が改善することもあります。

その他にCPAP、口腔内装置(マウスピース)、手術治療などがあります。

CPAP療法

CPAPとは、正式にはnCPAP(nasal Continuous Postive Airway Pressure)で、日本語では経鼻的持続陽圧呼吸療法と呼びますが、一般的にはnを略して単にCPAPと呼ばれています。睡眠時無呼吸症候群の潜在患者に対して、睡眠時に鼻マスクを使用し、気道に適切な圧力を加えた空気を持続的に送り込むことによって、気道の閉塞を防いで無呼吸・低呼吸をなくす治療法です。
多くの患者様で、この治療を行ったその日から効果が期待できます。

中等症から重症の方に適しています。

マウスピース

就寝中の顎の位置を少し変え、気道を広く確保することにより症状を軽減します。
専用のマウスピースですので、作製する際には専門の歯科医をご紹介いたします。

軽症の方に適しています。

生活習慣の改善

肥満の方は、適切な食生活習慣と適度な運動により肥満改善に取り組みます。

寝酒をされる方はやめてもらいます。筋肉が弛緩し、気道の閉塞をさらに悪化させる可能性があるからです。

喫煙は咽喉頭部の炎症をおこし、睡眠中の無呼吸に悪影響を与えます。禁煙をおすすめします。

睡眠薬のなかには筋弛緩作用を有するものがあり、薬の見直しを行います。

外科手術

気道閉塞の原因が扁桃の肥大であると明らかな場合は、耳鼻咽喉料による手術が必要となることがあります。

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