医院名:小松おなかとおしりのクリニック 広崎医院 住所:〒923-0947 石川県小松市日吉町51 電話番号:0761-22-0393

下血・血便 / 便潜血陽性

下血・血便 / 便潜血陽性
(BLOODY STOOLS/FEACAL OCCULT BLOOD)

<キーワード>
下血 黒色便 鮮血便  暗赤色便 粘血便
便潜血陽性

<関連ワード>
食道静脈瘤 胃潰瘍 
大腸がん 大腸ポリープ
憩室出血
感染性腸炎
潰瘍性大腸炎 クローン病

 

 

  • 下血・血便とは

    <下血>
    下血とは血液成分が肛門から排出されることの総称です。口から肛門までが出血源となりえます。
    便がなく血そのものがでるもの・血混じりの便がでるもの、すべて下血と言います。

<血便>
血便は赤色あるいは暗赤色の便を示します。見た目でわかるような血の混じった便のことです。

 

    • 下血・血便でお困りではありませんか?

      下血・血便の症状でお困りではありませんか?

      以下のような症状はないでしょうか

      排便後におしりを拭いたらペーパーに血がついた。
      排便後に便器をみたら真っ赤だった。
      便意を催し排便したら血の塊がたくさん出た。
      便秘が続いており、便には時折血が混じる。
      おなかが痛くなり、下痢がでた後に血がでてきた。
      以前から下痢があるが、最近になり血が混じるようになってきた。
      時々便に粘液混じりの血が混じっている。
      などなど


      下血・血便は消化管(食道・胃・小腸・大腸)や肛門のなんらかの異常が示唆される状態です。

      ただ下血・血便といっても、色・性状、付随する症状などはさまざまです。

      黒色の便、真っ赤な新鮮血便、やや濃いレンガ色の便、紫色の血の塊、便に血が混じったもの、多量のもの、少量のもの、排便時に認めるもの、排便とは関係なくでてくるもの、下痢とともにでてくるもの、など様々ですが、注目すべき点は下血・血便の量と色です。

      • 下血・血便の量

    出血の量が多い

    出血の量が多い場合は当然緊急性が高いことが多いです。すぐに医療機関を受診してください。

    血圧計をお持ちの方は余裕があれば血圧を測定してください。

    血圧が低い場合は緊急性が高いため、救急対応のできる高次医療機関への受診が望ましく、状態によっては救急車を要請された方がよいと思います。もちろん血圧が正常でも明らかに出血量が多かったり様子がおかしければ緊急性が高い可能性があります。

    心拍数が100以上、呼吸が早い、顔色が悪い、意識がおかしいといったことがあれば緊急性が高いと考えられます。

    命に関わることもありますので、早急に医療機関に相談してください。

    出血多量の場合は食道静脈瘤破裂・出血性胃潰瘍(or十二指腸)・憩室出血・悪性腫瘍の消化管穿破・大動脈瘤消化管穿破などがあります。下血に加えて吐血もある場合は、上部消化管から大量出血をしている可能性があります。

    出血の量が多いのかわからない

    量が多いのかどうかわからない。
    下血の経験が普通はないので量が多いのかどうかわからないこともあるかと思います。
    状態に余裕がありそうなら落ち着いてご相談ください。

    「あっかんべー」の要領で眼瞼結膜をみてみてください。裏返した目の粘膜(眼瞼結膜)がいつもどおりの赤みがない場合、蒼白な場合は高度な貧血あるいは急な血圧低下が予想されます。

    蒼白まではとはいかないまでも赤みが少ない
    もともと貧血がある場合は緊急性が高くない可能性がありますが、
       もともと貧血がない場合は当然緊急性が高まります。

    以前から赤みが少ない人も慢性貧血があると予想されるので必ず医療機関にご相談ください。

    出血の量はそれほど多くない

    少量なら落ち着いて対応していただければよいですが、可能な限り早めの受診をお願いします。
    上記にあるように眼瞼結膜のチェックをしてみてください。明らかに状態が安定している場合はおちついて対応しましょう。

    下血の原因としては上記にあげた疾患に加え、

    痔出血、大腸がん、大腸ポリープ、虚血性腸炎、感染性腸炎(細菌性腸炎・腸結核・ウイルス性腸炎)、潰瘍性大腸炎、クローン病、シェーンラインへノッホ紫斑病、薬剤性消化管粘膜障害

    などがあります。

     

    • 下血・血便の色・性状

      血便は大きく黒色便(タール便)と鮮血便に分けられます。その間に暗赤色便があります。

      黒色便

      黒色便は主に上部消化管からの出血によるものが多いです。墨のようなタールのような真っ黒な便です。これは血の鉄の成分が胃酸に反応し、酸化することによるものです。ようは錆びた鉄の色になるということです。

      上記理由から、黒色便があればまず胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で原因を精査します。

      しかし、回腸末端(小腸の最も大腸に近い部分)や盲腸・上行結腸(最も肛門から遠い大腸)からの出血でも、排出まで時間がかかれば酸化することで色が黒くなることがあります。その場合は大腸カメラでの精査が必要となることがあります。
      (注)なお、鉄剤という鉄欠乏性貧血を改善させるための薬をのんでいる場合も黒い便がでるのでご注意ください。

      鮮血便・暗赤色便

      小腸や大腸からの出血では、肛門に近づくほど鮮やかな色の血便となります。
      酸化する余裕がないからです。肛門から近ければ近いほどフレッシュな血が確認できるとうことですね。

      つまり、新鮮血であれば肛門やその付近の大腸(直腸やS状結腸)からの出血が考えやすくなります。(*ただし、食道・胃・小腸などの上の方からの出血でも大出血すれば酸化する間も無くおしりから血がでてきます。多量に新鮮血が出た場合は要注意です。)

      憩室出血(大腸憩室という腸の窪みのところから出血する)も多量に出血するために新鮮血~暗赤色のものがでることが多いです。

      排便後に肛門痛があり、鮮やかな新鮮血が便器の水に広がれば痔・肛門疾患からの出血が考えやすいです。

      痔なら大丈夫かな?と考える方も多くいらっしゃると思いますが、肛門に近い直腸からの出血の場合は色々と原因が考えられますので、ご相談いただいた方が安心ですね。

      最近は肛門がんも増えてきております。私自身も「これは痔・肛門疾患だろう」と予想して内視鏡検査を施行し、肛門がん、直腸がんや直腸ポリープ、潰瘍性大腸炎や直腸潰瘍をみつけた経験が何度もあります。

      粘血便

      血液に粘液が混じると粘血便になりますが、これは大腸粘膜の炎症などにより起こります。

      潰瘍性大腸炎やクローン病、感染性腸炎や虚血性腸炎などが可能性として考えられます。

      暗赤色であれば、比較的奥の方からでている。もしくは肛門に近いが、排出までに時間経過がある場合が考えられます。上記理由から下部消化管(小腸や大腸)から出血するすべての疾患の可能性があります。(まれに上部消化管もあります。)

    • ポイント

    • 自分で血便の色の判断が出来る場合は医療機関を受診した際に、担当医師に血便の状況を伝えるようにしましょう

      ☆出来れば写真を撮って来て下さい!


      また、腹痛や下痢など血便以外の症状も伴っている場合はこちらもお伝えください。
      診断・治療を行っていくうえで、とても重要な情報となります。

      下血・血便にお悩みの方は広崎医院へ一度ご相談ください。

       

       


    • 便潜血検査が陽性だった方へ
      (FEACAL OCCULT BLOOD)

    • 便潜血検査(大腸癌検診)

      健康診断などの際に実施した便潜血検査(大腸癌検診)で陽性反応が表れた方はいらっしゃいませんか?

      便潜血陽性は見た目ではわからないレベルの血の成分でさえ拾い上げる感度の高い検査です。

      実際に血便や排便時出血が確認できない場合も便潜血陽性になった場合はなんらかの疾患が隠れているかもしれません。

      大腸がんや大腸ポリープはもちろんのこと、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患や痔や直腸粘膜脱症候群といった疾患が見つかることがあります。

      大腸ポリープの段階でみつけることができれば、内視鏡的に切除することが可能であり将来的な大腸がん発がんの予防ができます。

      自覚症状が出る前の大腸がんであれば比較的早期の対応が可能となり、根治術につながりやすいです。

      “がんなのかそうでないのか、あるいは他の疾患がないかどうか”を早期に診断する必要がありますので、まずは精密検査による正確な診断が必要になります。
      広崎医院では便潜血で陽性反応が表れた方には大腸カメラ検査の実施を推奨しております。

      <ご注意ください>

      便潜血検査はあくまで参考になる指標の一つにすぎません。

      進行癌があっても便に血が混ざらなかったり、粘膜下腫瘍という粘膜の下に腫瘍があるようなケースにおいては便潜血陽性にならないケースがあります。腹痛や排便異常・貧血などなんらかの症状がある場合は注意が必要です。

      便潜血陰性であっても、症状があったりご不安なことなどございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


    • 便潜血・血便の相談と大腸カメラ検査については
      「小松おなかとおしりのクリニック 広崎医院」へ

      お困りの方はいつでもお気軽にご相談ください。
      どんなに些細なことでも構いません。お力になれれば大変幸いです。
      消化器病専門医かつ内視鏡専門医により診断し、治療まで行います。

       

    • 広崎医院の大腸カメラ検査

      広崎医院では、苦痛の少ないやさしい内視鏡検査かつ確実で精密な内視鏡検査を心がけております。

      S状結腸内視鏡検査といって、大腸の肛門からすぐの直腸とS状結腸というところまでしか検査しない方法がありますが、一番奥まで検査すべきであると考えており、よほどの理由がなければ全大腸検査を行っております。

      全大腸検査とは、回腸末端といって小腸の一番大腸に近いところから、盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸(+肛門部まで)とすべてを観察する検査のことです。

      つねにレベルの高い内視鏡検査を目指しておりますが、大腸検査の詳細は下記リンクよりご確認ください。

      大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の詳細はこちら
      ご希望に応じて鎮静剤を使用し眠った状態で検査を受けていただくことが可能です。

    • 広崎医院の胃カメラ検査

        広崎医院では、苦痛の少ないやさしい内視鏡検査かつ確実で精密な内視鏡検査を心がけております。

      つねにレベルの高い内視鏡検査を目指しておりますが、胃内視鏡検査の詳細は下記リンクよりご確認ください。

      胃内視鏡検査(胃カメラ)の詳細はこちら
      ご希望に応じて鎮静剤を使用し眠った状態で検査を受けていただくことが可能です。

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